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『翻訳サービス』を開始致しました。

GMIX CO LTD(本社香港 代表井本)は、東アジアを意識される日本のお客様向けサービスとして、『翻訳サービス』を開始致しました。 【日本語⇔英語、韓国語、繁体字、簡体字】 日本入国管理局に提出する留学Viza申請書類の翻訳で培ったノウハウを元に事業拡大を目指します。

日本の教育機関がアニメ・ファッション課程を“輸出”

 日本の教育機関がアニメ・ファッション課程を“輸出”

 

2012年3月16日、深圳羅湖区の私立高校であるOXSTAND高校(深圳奥斯翰外語学校)にて、同校と静岡理工科大学グループ(静岡県静岡市)の課程交流調印式が行われた。同調印式は、OXSTAND高 校が静岡理工科大学グループの強みであるアニメーション及びファッションデザイン課程を取り入れ、専科専修班を開設するためのもの。調印式には両校関係者 以外に、深圳市罗湖区教育局教育科科長禹永清氏,深圳市罗湖区教育局成人与社会辦学科科長の夏剛氏、深圳市罗湖区教研中心副主任梁秉冠氏 胡学安氏らが参 列した。

 今回の提携により、日本留学を目指すOXSTAND高校の学生は、どのような教育が日本で行われているかを実体験でき、疑問点や不安、将来の進路などを日本人先生(静岡理工科大学グループ傘下の静岡産業技術専門学校から派遣)から直接得ることができる。同カリキュラムの学生の本募集は今年9月からとなるが、すでに20名の学生が申込みをしており、関心の高さを窺わせるものとなった。

日本政府は2008年、「留学生30万人計画」を発表し、日本への留学生を2020年までに現在の14万人から30万人に増やす計画を推進している。世界の留学生市場は今後急拡大するというレポートがあり(IDP Education Australia)、留学生数は2015年には500万人、2025年には700万人規模に拡大すると試算されているが、今のところ、世界の留学生数における日本の留学生受入れシェアは5%程度。仮にレポートの試算を用いて2020年を600万人規模と仮定すれば、現在の受入れシェアを維持するだけで目標の30万人になる。

また、日本の産業界は産業界で「優秀な人材の確保」という観点から、外国人留学生に期待を寄せている現状もある。毎日新聞がまとめた主要122社を対象としたアンケートで、2013年春入社予定の新卒採用で外国人を増やすと回答した企業は 全体の23%にあたる28社にのぼった。10年後に外国人社員が増えると答えた企業は半数超の62社(50.8%)。日本経済の懸念材料に 「円高」を挙げた企業は9割弱の106社にものぼり、円高で海外に活路を求める企業は今後も増えていくことが予想されている。

 このように、単純に留学生数を伸ばすという観点からだけでなく、産業界でも留学 生数の増加が望まれている状況と言えるが、留学生受け入れ数を伸ばすためには、現状、大学・専門学校の学生募集のプロセスで問題点がいくつかある。それ が、①現地での広報宣伝、②現地での説明会とその後のフォロー、③現地での試験・面接、④試験合格後から渡日までのフォローなどだ。現地拠点がないことか ら、上記のようなプロセスがうまくいかず、「留学生の取りこぼしをしている」というのが現状だ。

産業界は先陣を切って中国に拠点を持ったが、今回の提携のように、今後は大学・専門学校などの教育機関が海外に拠点を持ち、優秀な留学生を発掘・育成するケースが増加することになるのは間違いない。

 

今回の日中合作を取り仕切ったのは、広東省の私立高校向けに日本語授業、日本留学サービスを提供する「GMIX CO LTD」(本社・香港、井本剛志代表)

同代表は今回の業務提携モデルを他校へも展開し、日本の教育概念、教育システムを幅広く中国へPRしていきたいと語っている。 

~中国の中高校生が東京ディズニーやアキバで修学旅行する時代に~

 広東省の私立高校向けに日本語授業、日本留学サービスを提供する「GMIX HK」(本社・香港、井本代表)はこのほど、中国の華南地区にある日系企業では初めて、富裕家庭の子女が通う私立高校向けに訪日修学旅行を企画し、シンセン市新景界旅行社が実施した。
(ビザ緩和などにより中国の地場企業が訪日旅行を企画・実施する例は増えているものの、いずれもデパートやショッピングセンター、有名観光地のお土産屋、高級レストランなどを巡るツアーが多く、学習をメーンにした修学旅行を日系企業が企画するのは珍しい。)

今回参加したのは、深セン市にあるインターナショナルスクール「Ox Stand school」(台湾人、香港人、韓国人が多く通う、学生総数700人)の学生と、中山市にある「博文学校」(中高一貫高 学生総数4,000人)の、合わせて約30人。いずれも普段、学校で日本語の授業を受けている学生たち。5泊6日の日程で、中国の学生にも人気の東京ディズニーランドや秋葉原を訪れたほか、実際に都内の日本語学校で日本語の授業を体験するなどした。
 まったく面識のない学校同士での東京への修学旅行だったが、子供たちはすぐに打ち解け合い、日本料理や日本のアニメ・漫画などのおしゃべりで終始盛り上がった。覚えたての日本語を使い1人できちんと買物をする学生もおり、「一人っ子世代」で甘やかされた世代といわれている90年代生まれのイメージとはかけ離れた、しっかりした学生もいた。
 
 同社の井本代表は「中国では小さい頃から日本のアニメや漫画に親しみ、日本へ関心を寄せる若者は増えている。修学旅行をきっかけで日本を好きになる子供たちが現れ、将来の日中関係に尽力できる人材へと成長してほしい」と期待を話した。

■旅程
富士山~箱根温泉~東京ディズニーランド~浅草~秋葉原~日本科学未来館~上野動物園~日本語学校の木下学園で日本語授業を体験。

■日程
2010年7月13日~7月18日までの5泊6日。

※深セン市の概要
香港に隣接する人口1,200万人の中国有数の大都市。
※中山市の概要
孫文の出身地である古くからの街。最近では日系自動車関連の工場進出がさかん。

■GMIX HKについて
2007年香港で設立。広東省の私立高校向けに日本語授業、日本留学サービスを提供している。

『プレスリリース』

 広東省富裕層の通う私立高校向けに日本語授業、日本留学を提供するGmix HKはこのたび下記商品を開発しました。

『商品』 大阪遊学の旅 ~広東省でOsaka Fanを増やしまっせ~

『顧客』 富裕層の子息が通う広東省私立中高生

『実地』 2010年7月11日~7月17日

主な訪問先は、日清工場、大阪城、海遊館、神戸ヤクルト工場、南京町、六甲山牧場。

『ホテル(旅館)業の関係者様』

学生たちが泊まる部屋のご提案を募集します。

1旅団50名です。

中国:大卒の2009年3月の就職内定率33%に

4月4日、麦可思人力資源信息管理諮詢公司(MYCOS)が公表した「2009年大学卒業生就職月度報告」の3月における分析によると、3月末までに2009年度大学卒業生の内定率が33%に達したことが明らかとなった。
  
  学部卒業生の就職内定率は2月から15%上昇、専門学校卒生で13%上昇した。全国の21の省市で内定率は30%を超え、上海では全国で唯一40%を超えた。初任給は北京が平均2472元で全国1位、上海が平均2415元で2位となった。(CNSPHOTO)

中国:空前の就職難、860万人の大卒者が就活

3月24日、広西で大学卒業生就職活動促進式および広西民族大学就職説明会が開催された。大学構内では採用企業側の採用会が行われ約5000人の新卒予定者が参加した。

 

2009年広西の大学新卒者は13万人に達すると見られている。中国全体の高等教育機関の卒業生は610万人、昨年と一昨年の卒業生で就職していない250万人と合わせると、今年中国では860万人の大卒者が就職を希望することになるが、現在の経済情勢のもとでは空前の就職難であるといっていい。(CNSPHOTO)

 

留学生獲得に奮闘 小規模校・大規模校 あの手この手

2008年02月19日少子化に悩む日本の大学にとって、優秀な外国人留学生の受け入れは、教育レベルを保つうえで不可欠になってきた。ただ、逸材を誘ったり選んだりす るにも、日本に来てからのトラブルを避けるためにも、各大学は外国人の支援に腐心せざるをえない。福田首相が「留学生30万人計画」をぶち上げたのに先立 ち、少しずつ受け入れ態勢を改善してきた小規模校と大規模校を見た。

 

◆「失敗」糧に親身支援 呉大

 「広島弁と早口以外、ほぼ分かるようになった」

 広島県呉市の呉大学。中国人留学生の李潔さん(23)は7日、07年度最後の日本語授業を終え、ほほ笑んだ。来日して半年。日本のアニメと音楽に親しみ、重慶の大学で3年半、日本語を習った。「通訳になるためにも、日本人の考え方を学びたい」という。

 「呉大を選んだワケ? 『教職員が親身になってくれる』と、大連の学生仲間に聞いたから」。友人の呉桂平さん(25)が続けた。

 呉大は、学生数が約1200人の小規模校。このうち225人が留学生で、その9割が中国出身者だ。「少子化で18歳人口が減った分、勉学意欲の旺盛な留学生を受け入れ、キャンパスの活気を維持せざるをえない」と、坂田正二理事長は言う。幸い、広島県内には自動車メーカー、マツダの協力会社などが多く、「中国人学生を採用したい」という要望も強い。

 呉大は02年から順次、中国内の4大学と協定を結んだ。各大学で1年以上、日本語を学んだ人を対象に、呉側から教員が出向き、留学生を選ぶための日本語試験と面接をする。「協定校とはたびたび連絡をとるので、学生のやる気、家計状況も大体つかめる」と、岡隆光学長。出稼ぎを目的にするような人が、紛れ込むのをなくす工夫だ。

 「中国流の考え方がわかるスタッフが、呉側にも必要」と感じた岡学長らは、広島大に留学経験のある大学講師、何宗路(カ・シュウロ)さんを教授として招き、呉大を卒業した馮(ヒョウ)イ(おうへんになめしがわ)さんを学生部主事に起用。2人を含む十数人の教職員で「留学生支援委員会」をつくり、学生らの居心地をよくする策をねる。

 60人近く入れる寮では、来日後の半年間、掃除の仕方など日本の習慣を学んでもらう。ホームシックにならないよう、中国の衛星放送を受信するテレビを備え、パーティーや呉市民らとの交流会を企画。留学生1人ずつに担任教員がつき、いろんな相談にのる。

 呉大がここまでするようになったのは、留学生に大きく門戸を開いた5~6年前につまずいたからだった。経済的な理由で勉学に集中できなくなった中国人学生の十数人が、相次ぎ退学し、保護者の元に帰ってしまった。他大学でも、中国人学生の失踪(しっそう)や不法就労が次々に表面化したころだ。「留学生を受け入れる以上、責任をもって面倒をみる必要があると痛感した」と、岡学長は言う。

 呉大は全留学生の授業料を4年間、半額免除している。収入に穴が開く分の3~4割は、国からの補助金で埋めるが、残りは大学の経営努力でやり繰り。中国人の所得が上がり、多くの保護者は半額の授業料なら仕送りできるようになった。が、学生の大半は平均で月に7万~8万円の生活費をアルバイトで賄う。「日本全体でもっと留学生を必要とするなら、国は各大学への補助金を増やさなければならない」と、坂田理事長は言う。

◆欧米式型入試を導入 早大

 東京都新宿区の早稲田大。学部と大学院で計5万4000人のうち、留学生は2700人余り。さらに5年後をめどに8000人への拡大をめざすなど、受け入れの最先端を走る。

 「世界の有力大と競うには、研究と教育の国際化が欠かせない。とくに学部レベルは、少子化で学生の質が低下しがち。1~2割を優秀な留学生に置き換えたい」と、内田勝一・常任理事は意気込む。

 98年度から順次、学部と大学院の一部で、日本語能力を問わず、英語能力だけを問い、小論文などを中心とする欧米型の入試を実施。国際標準の「9月入学」も認めたところ、アジアから欧米に流れるはずの逸材が入ってきた。

 英語に堪能な教員と英語による授業を増やし、学内でやりとりする文書や標識なども英語版を用意する。

 大学院生むけには06年度、「アジア特別奨学金」をつくった。資格を得た人には授業料免除と、生活費などの支給を約束するという制度だ。

 さらに現在、国有地の払い下げを申請するなどして、学生寮の確保にも全力を挙げている。

 「奮闘する大学を、もっと国が財政的に支えてほしい」。内田理事もこう要望する。

◆首相「30万人目標」

 福田首相は1月の施政方針演説で、日本のグローバル戦略に触れ、こうぶちあげた。「留学生30万人計画を策定し、実施に移すとともに、産学官連携による海外の優秀な人材の大学院、企業への受け入れの拡大を進めます」

 07年度の留学生は約12万人。首相の方針は、研究者の提言に基づいたとみられ、2025年ごろの30万人達成を想定しているようだ。文部科学相の諮問機関・中央教育審議会に昨年暮れ、留学生ワーキンググループができ、ここで具体策の検討が始まった。

 米国、欧州の一部などはすでに、有望なアジア人留学生が産業や教育の起爆剤になるとみて、奨学金などの優遇策を拡充。囲い込みに躍起だ。